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 特別版  『 船長の愛艇メンテナンス奮闘記 』 

初雪2

とうとう “ 初雪 ”です !

今日のブログは、タイトルにあるように、特別版 『 船長の愛艇メンテナンス奮闘記 』 です。
まったく、マニアックな話題で恐縮です (-_-;)。

ここ数週間、ボートの専門誌やネットでの検索を駆使して整備について調べ、
手探り状態でエンジンの整備・劣化部品の交換を行った記録です。

以下、船長が担当します (^。^)y-.。o○

   
   ・*:.。..。.:*・        ・*:.。..。.:*・       ・*:.。..。.:*・


ヤマハF115AETのインペラ・アノード交換整備(5年目900時間)
長時間の使用にも係わらず今まで一度もインペラ等の点検をした事が無く、これからの
冬季の釣りを安全に楽しむために、今回初めての整備を一人で実施した要点の記録


インペラの交換

まずは、インペラの点検・交換用に必要なアイテム「ロワーケース台」を丸一日かけて作成。


アロー台3 ロアーケース2

廃材を利用して自作した、『木製ロワーケース台』
(これがあると、作業効率アップとロワーケースの保護が図れる。)

ボート雑誌「Boat CLUB」等の参考資料を基に苦労☓2して「ロワーケース」を
取り外し自作の台座に固定。(各所の固着が無くとも、すんなりと取り外せない!)

ロワーケースの取り外しには、ケーシング下端の地上高とドライブシャフトの長さを考慮して
船外機本体の傾斜角を予め調整しておくのが一つのポイント。


         ………    ………    ………


インペラの交換
             
分解開始  プロペラ部2

写真右上:分解時に樹脂ケースとハウジングの組み合わせ状態を確認しておく。


プロペラ部3 プロペラ部4

プロペラ部5 プロペラ部8

インペラ取り出しまでの分解は、特に問題等無く順調に作業。


インペラ傷1 インペラ傷2

インペラを取り出し、亀裂・硬化等の確認。
5年目900時間超えにしては、著しい劣化の状態は見られなかったが、
若干の亀裂・摩耗が散見された。


インペラ インペラ2

新しいインペラをハウジングにセット。この後、ハウジングと樹脂ケースの
結合組み合わせにチョット苦労する。


ホース2 ロープ

ロワーケースと本体の結合時に「ドライブシャフト」のかみ合わせにばかり気を遣い
「シフトカム(ギアチェンジロッド)」をおろそかにして結合してしまい、試運転で
ギアが入らない!(シフトカムが結合していない!) 

再度ロワーケースを取り外し、「ドライブシャフト」&「シフトカム」を同時に気遣い
ながら再結合。
ドライブシャフトの微調整は2回程で今度はうまくいく。

注意点として、一人で微調整しながらの結合作業はロワーケースの重量を考慮し、
ロープで「ロワーケースの落下防止を確保」しつつ行うことが安全確実な方法と感じた。
                                       (写真右上)


ホース ホース1

もう一つの結合時の注意点は、分解前に切り離しておいた「シフトカム(ギアチェンジロッド)」
の前にある「ホース」先端(写真一段左上)を、結合時にアッパーケーシング前方下部の
穴から出るように(写真左上)ヒモ等で誘導補助(写真右上)をしていないと、結合後に
穴からホース先端を引き出すことが困難となる。


            ………     ………    ………


タイミングベルトとサーモスタットの点検


エンジン エンジン部1

タイミングベルトの点検。
亀裂等の劣化は視認されなかったが次回1000時間で交換予定。


エンジン部2 エンジン部3

エンジン部4 サーモスタット

サーモスタットの点検。
塩の付着は見られるが、特に問題は無く1000時間経過後の点検・交換で良いと思われる。


            ………     ………    ………


ジンクアノード等の点検・交換

エンジン1 エンジン2

防蝕ジンク1ジンクー塩

ボート使用後は、毎回、冷却水路の水洗いをしっかり行っているつもりであったが、
3ヶ所の「ジンクアノード取り付け口」全てに塩の付着が見られ(写真上)、ジンクの
電蝕を確認。(写真右下)
また、グロメット(ゴムパッキン)も3ヶ所ともボロボロの状態であった。


防蝕ジンク3 防蝕ジンク4

写真右上:上が使用していたジンク、下が新品のジンク。
*ジンクアノードは船外機の製造年式により3種類あり、部品の取り寄せには注意が必要。


ジンク交換2 ジンク交換

写真左上:ブラケット下部用の新品アノード(上)、使用中アノード(下)は電蝕が著明
写真右上:新品トリムタブ(左)、使用中のトリムタブ(右)の電蝕はタブ前部の中央付近のみ。


         ………    ………    ………        
       

グリス1 グリス2

部品交換後、ブラケット各部等のグリスアップをしてようやく整備完了!


            ☆      ☆      ☆      


朝10時過ぎから作業を開始。(それまで、ロワーケース台の作成)
下調べをした資料を穴が開くほど検討したにも関わらず、実際始めてみるとなかなか難しい。

すべての作業を終えたのは夕方17時半過ぎ。とっぷり日も暮れていました。

翌日は、エンジンの試運転を兼ねて釣り場へと計画していたものの、あいにくの
強風波でやむなく断念。(涙)

翌々日、エンジンも快調! 待望の今季初の鮭もゲット!
あらゆる面で、充実感に満ちた時間を過ごしました。
(チョット疲れました!)…ホンネ…です。


    


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 この記事へのコメント 

船長こんばんは

12日土曜日の港口での粘り、そして春日和号のメンテとお疲れ様でした。

大変参考になりました、ありがとうございます(感謝)

私も来年、メンテにチャレンジしてみます。

次回は、釣り物・ポイントを共有にてがんばりましょう。






はるさんこんばんは!

すごいです!!
こんなことをされているのですか?
廃材を利用して自作した、『木製ロワーケース台』
廃材を利用されることがまた素晴らしいです。

こんな大きな機械を点検交換・・・

う~ん感動です(^-^)

私には絶対できないことです。
本当にお疲れ様です(^-^)♪
はるさん こんばんは^^

わ~ご自分でメンテナンスもするんですね!
って、船は当たり前??
車でも男の人は自分で見れますものね…^^;;
ても、こんなに詳しく説明してくださってるのに
理解できない私はアホですか?

ぅう…ごめんなさい~(>_<)

でも、この果てしない作業の先に
安全があるんだということは理解できました(`・ω・´)ゞ
本当にお疲れさまでした^^

初雪、綺麗ですね~
コチラはこの冬 雪が見れるかなぁ…
船長、おはようございます。

 メンテお疲れ様でした。相変わらず丁寧な道具作製からの
作業。几帳面で職人カラーなお人柄!さすが船長です。
 さて室蘭地方。今週は降雪がありました。ただこちらは例のごとくすぐにとけ出している状態ですが、ようやく本格的な寒さ到来といった感があります。今週末、そして勤労感謝の日と長期予報では低気圧が通過していく「やや荒れ模様」なこの時期の天気図ですが、「隙間」を見つけて遊ぶつもりです^^
おはようございます♪
メンテご苦労様でした~~
乗るだけではなく、ご自分でこんな事もされるんですね。
あはっ。。。でも、ちんぷんかんぷん(笑)
命を預けるものだから大事な作業だね♪

私の両親はすでに他界しているのですが、
二人とも東北出身で、父は若いころ北海道で暮らしていたこともあり、
昔はドーンと真鱈や鮭が良く送られてきたんです。
氷頭もお正月なんかに母が作ってくれたお料理のひとつで。
あのコリコリした食感が忘れられない~~
はるさんのお料理はそんな父や母を思い出させてくれるお料理なんです。
船長さん、ご苦労様でした!
美味しい魚をゲットする影には
こんなに大変な作業があったんですね・・・

鮭がより美味しく感じますね^^v
こんばんは

ねぎらいのお言葉、ありがとうございます。

参考なんてとんでもない、ただの記録です。
しかし、体験は力なり!
今後のメンテのお手伝い、是非、お誘い下さい。
後方から応援の声かけぐらいは出来ると思います!

次回の釣行、楽しみにしています。
こんばんは

今回のメンテ記録は、Gaさんの過去記事に比べたら
大変お恥ずかしい内容で、恐縮です。

「木製ロワーケース台」の作成も、知識と技術が無いばかりに
余計?な作業でした。

でも、これで冬季のエンジントラブルを心配すること無く
釣行に専念出来ます。

あとは、お天気しだいですね!
こんばんは

船長の『特別編』でしたのに、応援していただきありがとうございます。

カレがいろいろ工夫を重ねて整備を完了させたので、『記録』として
ブログで紹介させていただきました。

ホメられると伸びるタイプなので、マルクさんの応援を励みにれからも
頑張ることでしょう(^O^)。

本当にありがとうございました。
こんばんは

船長の『特別編』でしたのに、応援していただきありがとうございます。
カレは船のことをしている時が一番幸せそうです。


詳しく説明~といっても…わかんないよね~!
わたしも、チンプンカンプン!! 何にもわかんないです(-_-;)。
写真の取り込みを担当しましたが、同じ様な写真ばかりで大変でした。

『果てしない作業の先に安全がある~』。
素晴らしい励ましの言葉をいただいて船長がとても感激してました。
ありがとうございます。

そうか…雪が降らないトコ…あるんだね。
こんばんは

船長の『特別編』でしたのに、応援していただきありがとうございます。
海の上には整備工場が無いので、メンテはちゃんとしておきたいのだ
そうです。

ちんぷんかんぷん!!
まったくです(~_~)。わたしもなんにもわかりません。
ただ、ブログ中の「防蝕ジンク」という部品はスゴイの。
自分を劣化させて他の大事な部分が朽ちないようにするんだって、
「ええ話や~!」(^O^)。

そうですか、ご両親との思い出の味だったのですか…
わたしも2年前に母を、今年は父を送りました。
やはりわたしの料理のベースになっているのは両親との想い出なんだと
思います。…しんみり。
こんばんは

船長の『特別編』でしたのに、応援していただきありがとうございます。
普通、このようなメンテは整備工場にお願いするのですが、カレはなんとか
自分で やってみようと『志した』訳なんです。

これからは「スケソウダラ」「サクラマス」のシーズンになります。
大漁のレポをお届け出来るといいな(^^♪。

春日和船長さん、こんにちは

整備作業、お疲れ様でした。
私はオイル交換も球切れの航海灯の取り換えもできないメカ音痴です。
こういう記事を読むと大したもんだ、すげェーなァと感動します。

それを、自分もやってみようかな、という方向に持っていけばいいんでしょうが、オレにはできないなァってとこで終わっています(^^;
おはようございます。

知識の宝庫の船長さんから、お褒めの言葉をいただき恐縮です。

今回の整備は、
自分で出来るかな?へのチャレンジ。
創意工夫の楽しさ。
…あと一番は経費の節減が計れること。
ナントカ当初の目的を達成できました。
 
これからも、少しでも船長さんに近づけるよう(無理かぁ!)、
心身共に磨かなくては!
エンジンのメンテナンス複雑ですね^^;
寒くなりましたね。
船の整備、まったくチンプンカンプンです(~_~)!

ちゃんと整備しないと、
 プレジャーボート『春日和』、海上で航行不能、
 巡視艇で救助に向かう。
……なんてことになったら、大変です!!
日本語でおk!!!!って感じだけど、おつかれさまでしたw
タイトル見た時、「絶対なんか道具1個は自作してるよなw」と思ったら、
ホントに自作してて鼻水出たwwwwwwwwww
こんばんは

鼻水wwwって…おいっ=3
まあ、良いトコ見てるって言えばそのとおりだけどサ(^^)。

日本語…やっぱりプレジャーボートには「メンテナンス」が
あうしょ!
ボート用語には「シーマンシップ」とかカタカナが多いんだよ。

「コメントありがとう」と船長からの伝言です。
初めまして
阿幾左与庵のakiciciです

マイボートで釣りザンマイなさってるご様子、とてもうらやましいですわ(^_^;)

sacrified zinc anord (綴り合ってるかしら)
防食亜鉛はまだ使えそうな腐食状況ですが交換されるのですね。

揚架保管艇は(運航時間=海水浸漬時間)なのでしょうから防食亜鉛の腐食はこんなものなのでしょうか。

係留保管のクルージングヨットだとブロペラの防食亜鉛は一年で(7300時間)消えて無くなっちゃいます。
年一回陸揚げして船底塗料を塗り直して防食亜鉛交換が必須作業ですけど、エンジンは精精3~20HPくらいのディーゼル機関なのでメンテはあまりしなくても大丈夫っていいますか、出入港以外殆ど使いませんので10年経っても1000時間に到達するかどうかです。

今はヨットは無いのですけど免許は更新してきました(^_^;)
BICでも当たらないかしら ♪

また時々訪問させてくださいませ m(__)m
akiciciさん こんにちは(^^♪

はじめまして~!
ようこそおいでくださいました。

マイボートでの釣行、今はすっかりご無沙汰なんですよ。
今年はヒラメが絶好調ということなので‥悔しい~!

船のメンテナスはすべて船長の担当なので任せっぱなしで
わたしにはチンプンカンプンなのですよ。

仰るとおり、保管場所は陸置きなので運航時間=海水浸漬時間です。
防蝕ジンク等は見た目より状態が良くなかったようです。
毎週末、一回の釣行時間も日の出から時間の許すまで‥と
トータルの運行時間はかなりのものになっていると思います。

ディーゼルの船、メンテは楽と聞いていますがそれなりの苦労も
あるようで、一長一短でしょうか。(燃料が安いのは羨ましい!)

お尋ねの答えになっていませんが、またお立ち寄りください。
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はる

Author:はる
釣り、山菜採りなど、楽しいことだ~いすき!
収穫した物でお料理も作ります。
食器も手作りです。

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